トラウマケアを受けることができる大学の工学部!?(読了まで120秒)
先日、心理士仲間より興味深い情報を得ました。
大阪大学工学部 にトラウマケアを提供する心の相談窓口が ある!ということでした。
https://www.eng.osaka-u.ac.jp/prospective/introduction-research/550/
大阪大学大学院工学研究科の森勇介教授が立ち上げたベンチャー企業によるものですが、 そのきっかけは、森教授ご自身が抱えていたトラウマの存在に気づき、セラピーを受けてその劇的な効果を実感されたことの様です。
トラウマを扱うセラピーは、フラッシュバックを弱めるだけでなく、「自分は価値が無い」「自分が悪い」などの自己評価の改善、感情の調整などにも効果があり、対人関係や仕事のパフォーマンスを向上させる可能性が十分にあります。
私の臨床経験の中でも、トラウマケアの山場を越えた方から 「人と話すのが楽になった」 「自分の気持ちを言えるようになった」 「自分を責めなくなった」 「物事を客観的に見られるようになった」 「仕事の効率がよくなった」 「人生で初めて、自分の気持ちを優先して仕事を選べた」 等の声を聴いております。
精神科医の神田橋條治先生は著書の中で
「生きとし生けるものは皆、複雑性PTSDである…自然発生的なトラウマ焦点化療法がおこっているからこそ、なんとかまあまあ平和そうに日々を生きているに過ぎない」 (『複雑性PTSDとは何か』金剛出版、2022年)とおっしゃっています。
これは、トラウマ(心の傷つき)と、その癒し(ケア)のバランスが著しく崩れたときに、慢性的な困り感やつらさが生じるという事ではないでしょうか。 ということは、特に精神的な疾患や、生活に支障が出るほど困り感を抱えていなくても、未解決のトラウマが存在する可能性があり、その影響がご自身の可能性を狭めているかもしれないのです。
…もし、その見えない足かせとなっているトラウマを解消できたとしたら、どうでしょうか。それは、マイナスをゼロにするだけではなく、ゼロからプラス、そしてそのプラスを広げていける可能性があります。 これまで「自分の限界」だと思っていた壁が、実はトラウマ(過去の経験)によって作られたものだったと気づくかもしれません。
より良い人生を求め、自分自身の持つ能力を最大限に発揮したい方にもトラウマケアの手法で手助けができる可能性があることを示しています 。
当オフィスのご相談内容の紹介「働く人、アスリートのメンタルヘルス・パフォーマンス不安について 」のリンクはこちらhttps://x.gd/XaF6g
アメリカのシンガーソングライター、女優のマイリーサイラスさんがEMDRを用いてステージ恐怖を克服したことについての記事のリンクもあります。
皆様の可能性を広げるお手伝いをさせていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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