カウンセリング体験談の公開を見送ることにしました(読了まで2分30秒ほど)

以前、Xで「カウンセリングの体験談を公開しようと考えている」と投稿しましたが、現時点では、見送ることにしました。お待ちいただいていた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
もちろん、クライアントさんに十分配慮した上で体験談を掲載されているカウンセリングオフィスもありますし、それはとても意義のあることだと考えています。
私自身も、これまで「役立ててください」と言っていただいた方々の感想や、他の心理士の方がクライアントとして受けていただいたカウンセリングの効果を記したものなど、複数の体験談を手にしています。
カウンセリングは「サービス業」でありながら、何が得られるのかが非常に分かりにくいのが実情です。「話を聴く」以外にも、認知行動療法、精神分析、臨床催眠、EMDRなどのトラウマ焦点化療法など様々な手法があることが、まだ十分に知られているとは言えません。不安を感じるような支援の話を耳にすることもあります。
例えるなら、「何が食べられるかわからない飲食店」のようなものかもしれません。
東京をはじめとする首都圏では、有料カウンセリングを受けることが以前より一般的になってきています。また、行政による支援制度がある地域もあります。しかし三重県では、まだ有料のカウンセリングを選択することになじみが薄いと感じています。
だからこそ、実際に受けた人の「どのようなものだったか」「受けたらどうなるのか」というリアルな声が、助けになる方も多いと思います。私のもとにも「知りたい」という問い合わせは少なくありません。
一方で、慎重にならざるを得ない理由もあります。
回復のプロセスは人それぞれであり、心理的な体験は極めて個人的なものです。たとえご本人に同意をいただいていたとしても、倫理的・プライバシーの観点から、公開にはどうしても慎重にならざるを得ません。一度ネット上に上げた情報は、思いもよらない形で残り続ける可能性があります。
そのため、私は体験談を公開するという選択を保留しました。
今後もこのテーマについては、考え続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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